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【医師が教える】服があれば入れ墨はいらない?時代による変化とは

2019.12.26 

刺青除去

 

 

 

せっかく入れた入れ墨だけれど、いざ見せようとすると躊躇してしまう。

見せるのが怖くなっている方もいるでしょう。

服の着こなしに迷われている方、入れ墨はもはや見せるものではない時代なのかもしれません。

入れ墨の過去からの変化と、服のあり方について考えてみましょう。

 

 

 

■服から入れ墨をのぞかせるのはダサい?

入れ墨を入れている人にとっても、基本的に「隠すもの」という意識は強くあります。

そのため入れ墨がある人でも、「わざと服から見えているのはダサい」という意見が多くありました。

冬でも半袖を着て腕の入れ墨を見せる、わざと露出の多い服を選ぶという自己顕示欲を不快に思うという意見も目立ちます。

入れ墨は服の下に隠すもの。

自分か親しい人だけ見えればいいと考える人が多いのでしょう。

 

 

 

■入れ墨は服に入れる時代

近年では入れ墨に対するイメージは悪く、反社会的な印象がぬぐえないダークなものとして扱われてきました。

ファッションタトゥーが流行しようとした兆しもありましたが、本当に入れ墨を入れたのは一部の人のみ。

後にテープやファンデーションで隠す人、除去する人が増え、入れ墨以上に多様なサービスが広がっています。

同時に着るだけで入れ墨を入れたように見える、肌着のような商品も登場しました。

コスプレや宴会芸に用いられることもありますが、さらに進化をとげて、一般的な洋服に入れ墨の柄が用いられるように。

クールなトライバル柄を服にデザインし、ストリートファッションとして楽しむアイテムも多数発売されています。

これからの入れ墨は体に彫るものではなく、服にデザインして楽しむ時代の方が主流になるかもしれません。

 

 

 

■入れ墨は服がない時代に流行ったもの

そもそも入れ墨とは、服のない古代にて生まれたもの。

入れ墨を彫ることで自分の立場を明確にしたり、祈りや願いをあらわしたりしたとも言われています。

江戸時代には飛脚や火消しなど、着物を着用しない職業の方に入れ墨が施されました。

現在ではわざわざ入れ墨を入れなくても、ファッションが多様化し、洋服にて個性や好みを表現できるようになっています。

肌に入れ墨を入れて見せるという時代では、なくなっているのでしょう。

 

 

せっかく入れ墨を入れたけれど、見せるのはダサい。

自分だけ見るなんてバカバカしい。

そんな風に思われたときには、病院で除去することも考えてみてください。

入れ墨にとらわれず、着たい服を自由に着ることをもう一度楽しんでみましょう。

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