2020.01.05
「入れ墨があっても中身が良ければいい」
「入れ墨だけで人を判断するのは良くない」
という、入れ墨に対する偏見をなくしたいという意見があります。
なぜ偏見を持ってしまうのか?
見た目にどんな意味を持たせているのかについて、この機会に知っておきましょう。
■入れ墨はなぜ偏見を持たれるのか?
入れ墨に対して偏見を持たれがちといいますが、なぜそのような差別を受けるのでしょうか?
その理由には以下のものがあります。
・犯罪者の刻印という歴史があった
・ヤクザ=怖いというイメージが強い
・肌に傷をつけることが不快
・見慣れないものに対する不安
多くの方はこのような理由で、入れ墨に対する偏見を持っています。
■入れ墨が持つ重要な意味
「人は見た目で左右される」という事実を知っていますか?
関連書籍が出版されて話題になり、「人は内面」と思っていた方達を驚かせました。
見た目の良さで好き嫌いを判断してしまうことは、心理学の実験でも確認されています。
見た目の良い人と悪い人の写真を見せ、懲役何年が妥当かと聞いたところ、悪人に見える人ほど長い年数になりました。
他にもさまざまな実験がおこなわれ、見た目次第で印象が決まることが分かっています。
入れ墨があるということは、非常に不利な見た目であるということ。
偏見と言われようと、好きになれないものを理由もなく好きになることはできず、無意識に差別してしまうのです。
■入れ墨の偏見は職業にもある
入れ墨があると就職や転職にて不利になることも多々あります。
「偏見ではないか」と納得できない方もいますが、雇用側の都合を変えることはできません。
職場では多くの人とのコミュニケーションが必要となるため、スキルの高い人や内面が優れた人よりも、見た目に不安がない人の方が好まれます。
これは海外でも同じこと。
入れ墨があることで就職できない、出世できないことはめずらしくありません。
仕事においても入れ墨があるだけで偏見を持たれ、スキルや性格などの中身よりも注目されてしまうのです。
入れ墨の偏見をなくしたいと思っていても、見た目から判断する社会で多くの人の意識を変えるのは難しいでしょう。
入れ墨を除去しただけで、偏見を持たれず中身を知ってもらえる機会は多くなります。除去は病院でできるもの。
ぜひ、詳しい除去法について確認してみてください。
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