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【医師が教える】入れ墨に関する法律の誤解!意外と知られていないこと

2020.01.16 

刺青除去

 

 

 

入れ墨に関する法律について、どのくらい知っていますか?

意外と誤解していることが多く、知らない事実もあるようす。

興味のある方はこの機会にぜひ、学んでみてください。

 

 

 

■入れ墨を彫るのは法律で禁止になるかも

医師免許がないことを理由に、医師法違反として彫り師が逮捕された事件がありました。

肌に傷をつけ、針を入れる行為には資格がいるため、医師でないものが入れ墨を彫ることは罪になるという意見があります。

法律にて「彫り師に医師免許が必要」との明確な定めがないため、この裁判はいまだ継続中。

入れ墨とよく似た手法を施すアートメイクには医師免許が必要ですが、入れ墨については曖昧なままでした。

最終的に「医師免許が必要」と結論付けられれば、今活動している彫り師たちが入れ墨を彫ることは困難になるかもしれません。

法律違反で捕まることを恐れ、廃業を余儀なくされてしまうでしょう。

 

 

 

■未成年は法律で入れ墨禁止

未成年は入れ墨を彫ることができません。

これは地域が制定する青少年保護育成条例によるものであり、各都道府県が定めた法律です。

タバコや飲酒については20歳まで禁止ということは知っていても、入れ墨の年齢制限については知らない方も多いでしょう。

入れ墨を彫ったら彫り師が罪に問われるのはもちろん、未成年者に彫り師を紹介したり、誘ったりするのも法律に反する行為になります。

 

 

■入れ墨があっても法律違反にならないこと

銭湯や温泉施設は入れ墨があると入ることができないと思われていますが、法律で規制されているわけではありません。

これは施設が自主的に決めていることが多く、過去のトラブルや他顧客の声の元に設定しています。

ですが、「法律で禁止されていないから」と強引に利用するのはおすすめできません。

悪質と判断された場合には、建造物侵入罪の容疑で逮捕されることもあるでしょう。

他にも生命保険やスポーツジムの入会を断られるということもありますが、これらも法律で定められているわけではありません。

法律違反でなくても、社会的サービスを受けにくいということは理解しておきましょう。

 

 

自身に入れ墨に関する法律について、知らないことは多々あるでしょう。

法律に反していなくても、不便さを感じることもあるはず。

この先入れ墨があることに不安を感じた方は、病院にて入れ墨を除去できるということを知っておいてください。

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