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【医師が教える】入れ墨にはメンテナンスが必要?放っておくとどうなるのか

2020.02.08 

刺青除去

 

 

 

一生消えない入れ墨を入れたと思っている方、消えないことに変わりはないのですが、メンテナンスが必要だということを知っていましたか?

入れ墨は放っておけば色あせし、線がかすれてしまうこともあります。

メンテナンスを怠るとどうなってしまうのか?

未来の入れ墨のことを知っておきましょう。

 

 

 

■入れ墨は一生持たない?劣化する理由

皮膚は奥深くにて常に新しい細胞が生み出され、徐々に肌表面へと押し上げられています。

皮膚表面にある角質は死んだ細胞として、約28~40日後に垢として剥がれ落ちるように。

そのため皮膚は常に清潔で、正常な機能を維持しています。

入れ墨は皮膚にインクを定着させますが、肌の代謝とともに剥がれ落ちてしまうこともあります。

代謝には個人差がありますし、入れ墨も彫り師によって刺す針の深さは異なるもの。

人によっては入れ墨を入れたばかりにも関わらず、すぐにメンテナンスが必要になることもあります。

 

 

 

■入れ墨のメンテナンスは当たり前

体を動かしたときや服とのこすれによる摩擦で、入れ墨が劣化することはあります。

日中肌をさらしていれば、紫外線によって入れ墨が激しく劣化することもあるでしょう。

一生入れ墨に負荷がかからないよう注意するわけにはいきませんし、日中出かけないわけにもいきません。

入れ墨の劣化は避けることができないため、再度メンテナンスをすることは必要不可欠になるでしょう。

 

 

 

■メンテナンスで入れ墨が失敗することもある

メンテナンスを行う際には、同じ彫り師にタッチアップや突き直しをお願いすることもできます。

ただし、メンテが必要な時まで彫り師が営業を続けているかは分かりません。

店舗を変えたり廃業していたりすることもあるため、他の彫り師にお願いすることもあるでしょう。

ところが違う彫り師が行えば、以前とは異なる入れ墨になってしまうということもあります。

また、同じインクがないことから再現が難しく、直した部分のみ悪目立ちすることもあるでしょう。

体質によっては色抜けや色とびがしやすい人もいるため、細かなメンテナンスが必要になることもあります。

 

 

ずっと消えずに残る入れ墨だと思っていたのに、思いのほか早くに劣化してしまうこともあります。

メンテナンスを続けるのが面倒だという方は、メンテの代わりに除去することも検討してみましょう。

今ある入れ墨に未練がなければ、この機会に除去してしまった方がスッキリするかもしれません。

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