【医師が教える】日本の入れ墨問題は海外からはどう見られている？ | 名古屋中央クリニック / 刺青除去 / ブログ
名古屋駅徒歩2分　名古屋中央クリニック
愛知県名古屋市中村区椿町18-22ロ－タスビル2F
（1Ｆミニミニ）年中無休（土・日・祝も診療）

 

 

 

海外では当たり前の入れ墨ですが、日本に来日した外国人たちはどう思っているのでしょうか？

日本の入れ墨問題を知り、どんな行動をとっているのかをみてみましょう。

 

 

■日本国内の入れ墨問題とは

日本では入れ墨に対してマイナスイメージが強く、現在でも公共施設に利用ができないなどの制限があります。

若い人たちの間ではファッションタトゥーとして認識されていますが、就職や結婚時には大きな問題になることもめずらしくありません。

ヤクザなどの反社会的勢力によって入れ墨は強く印象付けられ、その歴史を今も引きずっています。

人気タレントが入れ墨を入れただけでも批判が殺到し、「こんな社会を変えていきたい」と反論したこともありましたが、海外からはどう見られているのでしょう。

 

 

 

■日本の入れ墨問題に海外の人たちは？

日本では否定的な入れ墨は、海外ではごく当たり前ということもあります。

特にタトゥーが伝統文化である国では、入れ墨文化はごく身近なもの。

タトゥーの語源である「タタウ」を使用する国サモアでは、成人男性に入れ墨があることはめずらしくありません。

ところがワールドラグビーにて日本に来日する際には、サモアの選手たちはスキンスーツを着用することを決めました。

これは日本側が強制したわけではなく、日本の入れ墨問題を理解したサモアの選手たちが配慮したとのこと。

他国の選手も問題に理解を示し、強く抗議することはありませんでした。

 

 

 

■入れ墨問題にも明るい兆しが

湿気の強い日本に来日しながら、肌を露出せずに隠したサモアの選手たち。

日本への敬意を示す行動に感動し、日本国内でもこの問題に対処する動きがありました。

温泉施設では入れ墨にシールを貼れば、入浴可能になるよう配慮する施設もあらわれました。

お互いの文化を尊重し合うことで、入れ墨問題にも明るい兆しが見えているようです。

ただし、同じ文化をたどってきた日本人の入れ墨については、まだまだ否定的な部分もあります。

現在でも反社会的勢力の証として、入れ墨が悪目立ちしている問題は消えていません。

国内では、入れ墨が前向きに受け入れられるまでには長い時間がかかるでしょう。

 

 

日本文化を尊重する海外の人々の行動を見て、入れ墨問題に反発するよりも、自国の文化や歴史を見直そうと考えた方もいるでしょう。

入れ墨を除去するだけで、さまざまな問題が解決されることもあります。

ぜひ美容外科にて、自分に合った除去法を相談してみてください。