2020.04.01
入れたばかりの刺青はあんなにキレイだったのに、年々その輝きが失われていると感じていませんか?
線が欠けたり色があせたりと、刺青の劣化に驚く方もいるでしょう。
刺青の劣化を止め、キレイなままキープし続けることはできるのか?
ぜひチェックしてみてください。
■刺青は消えないけれど劣化する
永遠に肌に刻まれ、消えることのない刺青ですが、劣化はします。
色があせたり線が消えたりすることは多々あり、文字などが読めなくなってしまうこともあります。
彫りたての美しい状態をキープし続けることは、普通に生活をしている限りは難しいでしょう。
刺青が皮膚細胞の代謝によって分散し、数十年後にどうなるかを数学専門誌にて発表されたこともありました。
個人差はありますが、繊細な刺青ほど消えやすく、15年後には何の刺青が分からなくなってしまうとのこと。
何を描いているのか分からない図柄が肌に残ることになり、将来ガッカリするという人は多いでしょう。
■刺青の劣化を防ぐ方法とは?
刺青の劣化にはいくつかの原因があるため、原因になるものを回避することで劣化を遅らせることはできます。
紫外線や摩擦、汗は刺青の劣化を早めるため、極力避ける生活を心がけてみてください。
日焼けしないようにガードする、入浴時にゴシゴシこすり洗いをしないことは劣化を防ぐことにつながります。
また、汗をかいたらこまめにふき取るようにするのもおすすめです。
もちろんタオルなどでゴシゴシとこずらず、濡れタオルで汗をそっと吸わせるようにしましょう。
着用する服によって紫外線が透過してしまったり、摩擦が起きやすくなったりすることもあります。
就寝中にこすっていないか?汗を吸収する素材のパジャマを着用しているかもチェックしておいた方がいいでしょう。
■絶対に刺青の劣化が避けられない理由とは
刺青が劣化しないように細心の注意を払っても、期待するほどの効果は得られないかもしれません。
人は老化する生き物ですし、細胞は日々生まれ変わっています。
肌は代謝を繰り返して新しい皮膚へと生まれ変わるため、身体の一部となった刺青だけ変化しないということはありません。
生きている限り刺青の劣化は避けられず、皮膚や細胞の老化とともに刺青も劣化のスピードを早めるでしょう。
残念ながら、刺青の劣化を完全に防ぐ方法はありません。
劣化に耐えられないという方は、ぜひ美容外科にて刺青を除去する方法について知っておきましょう。
2020.08.13
2020.08.11