2020.04.10
人気漫画「ワンピース」に登場するローの指に入った入れ墨、その意味が気になっている方もいるのでは?
どんな秘密が込められているのか、少しだけ覗いてみましょう。
■ローの指の入れ墨とは
ローの体には大きく目立つ入れ墨が入っているため、指の入れ墨はそれほど目立ちません。
ですが、この指に入った細いアルファベットにこそ、ローというキャラクターのすべてが含まれているのかもしれないのです。
海賊団をあらわす入れ墨で視線をそらし、「死の外科医」の異名に合わせたかのように見える「DEATH」の入れ墨。
これは「死」ではなく、別の意味が込められているとも言われています。
そのヒントとなる、コラソンの言葉を見てみましょう。
■入れ墨の意味はコラソンの言葉にある
ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」と言いますが、「D」は隠し名と言われています。
ローにとって命の恩人であるコラソンによれば、Dの一族は「神の天敵」と呼ばれることもあるとのこと。
主人公のルフィ一族や海賊王ロジャーにも「D」が含まれているため、大きな秘密が隠されているのかもしれません。
「DEATH」は分解すると「D・EAT・H」 (DはHを食べる)という意味になります。
コラソンの故郷では子供に、「行儀が悪いとD(ディー)に食べられてしまう」と言われていました。
コラソンはローを病気から救い、命をかけて自分を逃がしてくれた大切な人です。
コラソンが残した「D・EAT・H」を、入れ墨にしているのではないかという見方が強まっています。
ただし本編では触れられていないため、「H」が何を意味するのかは不明です。
■「DEATH」の入れ墨にも意味はある
「死」を意味しないとも言われている「DEATH」の入れ墨ですが、医者であるローにとっては大きな意味はあるでしょう。
常に患者の死と真剣に向き合う彼にとっては、死の意味は誰よりも深いもの。
大切なコラソンの死はもちろん、海賊である彼にとって死はとても身近にあります。
ローは「死」というものを常に意識するため、視界に入る指に文字を刻んでいるのかもしれません。
細い指に入れた小さな入れ墨にも、とてつもなく深い意味が込められているようす。
人と人との出会いや別れを描いた壮大なストーリーを、よりドラマチックに盛り上げてくれるでしょう。
なんとなく入れてしまった自身の入れ墨に後悔した方は、病院にて除去することを検討してみてください。
2020.08.13
2020.08.11