【医師が教える】和柄の入れ墨が怖い意味になったのはなぜ？ | 名古屋中央クリニック / 刺青除去 / ブログ
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日本ならではの文化を感じる、和柄の入れ墨。

ところが和柄の入れ墨は怖いという人が多く、あまり良い印象を抱いてもらえません。

和柄には悪い意味が込められているのか？

なぜ悪い意味が浸透してしまったのかをみてみましょう。

 

 

■和柄の入れ墨には縁起の良い意味が多い

和柄の入れ墨にはどんな意味が込められているのか？代表的な物をチェックしてみましょう。

・龍：成功、出世、富をもたらす

・虎：肉体的な強さ

・鳳凰：平和、愛

・蛇：創造、不死、再生、金運アップ

・亀：長寿、幸運

・生首：魔除け

想像上の怖い生き物や、あまり人からは好かれないモチーフでも、総じて縁起の良い意味を持つものが多くあります。

なりたい自分になれるよう、願いを込めて入れ墨にする方も多く、悪い意味を持つ入れ墨の方がめずらしいのかもしれません。

 

 

■入れ墨を知らない人が思う和柄の意味

和柄の入れ墨の意味を知らない人は多く、自分で入れ墨を彫ってもらって初めて知ったという方もいるでしょう。

世間一般からは和柄の入れ墨は、どんな意味に捉えられているのでしょうか？さまざまな声を集めてみました。

・和柄の方が怖い

・和柄の入れ墨はヤクザかと思う

・洋風も和柄も悪い印象しかない

 

世間の人たちにとっては、入れ墨が和柄か洋柄かはあまり関心がないようす。

どんなに良い意味が込められていても、どちらも印象が悪いか、和柄の方が怖いと思う方しかいないことが分かりました。

 

 

■なぜ和柄の入れ墨は怖い意味になったのか？

ある暴力追放対策協議会の資料には、和柄の入れ墨は脅しやたかりに悪用されてきたとの説明がありました。

これはヤクザが和柄の入れ墨を好んで入れ、その絵柄を見せて一般人を威嚇してきた歴史があったためです。

牡丹や般若、不動明王などの入れ墨を目立つように身体に入れ、怖がらせるという悪い風習が根付いてしまいました。

そのため、「和柄の入れ墨は怖い」という印象が強くなり、和柄だけでなく入れ墨全般についても悪い意味に捉えられるようになったのです。

 

 

過去の出来事は簡単には消せないうえに、今でもヤクザや反社会的勢力の人々は和柄の入れ墨を入れています。

自分は違うと主張しても信じてもらえず、意味もなく怖がらせてしまうでしょう。

入れ墨は病院で除去することもできるため、和柄の入れ墨を除去したい方はホームページをチェックしてみてください。