2020.04.16
デザイン性が高く、憧れる人が多い羽のモチーフ。
自分の体に刺青として刻み、新たな人生の始まりにワクワクしている方もいるでしょう。
そんな羽のこと、羽の刺青が持つ意味についてもう一度確認してみてください。
刺青にすることで、羽根の意味が皮肉になってしまっているかもしれません。
■羽と羽根の刺青は違う?
まずは最初に、混同しやすい「羽」と「羽根」の違いについてご説明します。
「羽」は鳥の全身を覆い、空を飛ぶための器官を指します。
鳥だけでなく、蝶などの昆虫も同じです。
いっぽう「羽根」は、体から抜け落ちたものを指します。
羽の刺青とは抜け落ちた羽根1つの形ではなく、体から生えているかのように彫られたものを指します。
背中や肩甲骨に大きく彫ることが多いのですが、ワンポイントに小さな羽を彫る方もいます。
■羽の刺青の意味とは
体から生えているかのような羽の刺青には、「自由」や「解放」をいう意味が込められています。
自身の翼をはためかせ、大空へと飛んでいきたい気持ちをあらわしているのでしょう。
鳥の羽を選ぶ方の他に、クールな黒い羽の刺青を選ぶ方もいます。
他にも羽の刺青には「幸運」や「希望」、「夢」という素敵な意味も込められています。
これは人の体に羽が生えている、「天使」をイメージした意味なのでしょう。
そのため「守護」という意味を持つとも言われ、お守り代わりに刺青にする方もいます。
■刺青にすると羽の意味が皮肉になる?
「自由」という意味を持ちながらも、刺青があることで制約が多くなり、不自由さにガッカリすることは多くありませんか?
羽の刺青が見えてしまえば、見知らぬ人に非難されたり怖がられたり。
温泉やプールの利用は難しく、生命保険の加入すらできないこともあります。
希望や夢を叶えるために転職しようにも、刺青があることで断られてしまうこともあるでしょう。
過去には羽の刺青を公開したタレントが、「ダサい」と非難されたこともありました。
羽の刺青は自分を守るどころか、攻撃の対象になってしまったようです。
素晴らしい意味を持つ羽ですが、刺青にすると意味の良さがまったく活かされないようす。
羽の刺青は除去することで、真の自由や幸福を知ることができるでしょう。
新たな夢や希望に向かって羽ばたきたいという方は、障害となる刺青を除去することを検討してみてください。
2020.08.13
2020.08.11