2020.05.05
「刺青が嫌い」という意見がありますが、なぜこんな辛いことを言われなければならないのでしょうか?
個人の自由であり、ファッションとして認められても良さそうなもの。
嫌われる理由と海外からの反応、異性はどう思っているのかについて調べてみました。
■日本人が刺青嫌いなのはなぜ?
日本では「刺青が嫌い」という人が目立ちますが、なぜでしょうか?
それは日本の歴史に隠されています。
刺青は江戸時代には犯罪者に施され、前科者である印として使用されていました。
明治時代には刺青を違法とし、刺青のある人や彫り師が罰せられるという時期もありました。
近年ではヤクザが刺青を好み、派手な刺青を見せて一般人を怖がらせたこともあります。
ダークなイメージがついてしまったことから、刺青が嫌いになってしまった人は多いのでしょう。
■海外から見た刺青嫌いの日本
刺青人口が多い海外では、日本の刺青嫌いをどう思っているのでしょうか?
日本の歴史や事情を知る海外の人々は、以下のように答えていました。
「このような歴史があったのなら刺青嫌いはしょうがない」
「刺青は嫌いではないが、文化の違いだからしょうがない」
意外にも反論する方は少なく、刺青を嫌いになる理由に理解を示す意見が目立ちました。
また、海外の人であっても「就職しにくい」「露出は控えるべき」という声もありました。
刺青が一般的な国であっても、刺青が嫌いという人はいます。
■異性の刺青が嫌いという声も
ある調査にて刺青がある異性はアリかナシかでアンケートを取ったところ、「ナシ」という意見が8割以上ありました。
「清潔感がなさそう」「過去の恋愛が気になる」このような否定的な意見が目立ちました。
そんななかでも、「刺青よりも中身が大切」という意見もありました。
刺青だけで嫌いになることはなく、人柄が良ければいいという価値観を持つ方も。
ただし「人前で見せる刺青は嫌い」「ワンポイントならOK」と、条件次第で受け入れるという意見の方が目立ちました。
刺青はまったく問題なしという声は見つからないことから、好意的に見られることは少ないでしょう。
たとえ人柄が良くて仕事ができても、刺青があることで「嫌い」と言われるのは寂しいもの。
刺青に必要性を感じない方は、この機会に病院で除去するという道を選んでみてはいかがでしょうか?
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