2020.05.10
一般社会となじみにくい入れ墨と、お堅い印象のある銀行。
この2つにまつわる噂を集め、真実を検証してみました。
あの噂は本当か?気になる方はチェックしてみましょう。
■入れ墨があると銀行口座が作れない
入れ墨があっても銀行口座を作ることはできます。
必要な書類を用意し、手続きを踏めば入れ墨が露出していても口座を持つことは可能です。
銀行口座が作れないのは、ヤクザなどの反社会的勢力の人たちが対象になっています。
暴力団対策法が施行されたのを皮切りに、銀行にて口座が作れないようになりました。
入れ墨のあるヤクザはめずらしくなかったため、入れ墨があるだけでヤクザと間違われ、銀行口座が作れないという噂が広まったのでしょう。
■入れ墨があると銀行ローンが組めない
入れ墨がある人でも、ローンを組むことは可能です。
ただし住宅ローンを組む際に「団体信用生命保険」への加入が必須となった場合には、断られることがあるかもしれません。
生命保険に加入する際に、入れ墨を理由に加入を断られてしまうことがあるからです。
「団体信用生命保険」を利用しなければ問題ありませんが、利用する際には嘘の申告をしないよう注意した方がいいでしょう。
入れ墨有無が問われるのか確認し、慎重に検討する必要があります。
■入れ墨があると銀行員になれない
入れ墨を理由に採用を断る銀行はありませんが、これは理由を明確にしていないだけかもしれません。
問題は入れ墨にあるが、別の理由をつけて断るというケースもあるでしょう。
一般企業同様、入れ墨があることで顧客や同僚とのコミュニケーションに支障をきたすという心配があります。
ヘアカラーやアクセサリーをしない銀行員が多いことから、身なりにはより気を使う職業であることが分かるでしょう。
まして銀行は大切なお金のやり取りをするため、信頼関係を築くように見た目にも慎重になるもの。
入れ墨があることがマイナスとなり、希望する部署へ配置されないことがあるかもしれません。
一般社会で生活を送りながら、銀行といっさい関わりを持たないというのは難しいもの。
今は良くても、将来入れ墨があることで不利になって困ることも出てくるかもしれません。
また、銀行以外の機関とのやり取りでも、入れ墨が邪魔になってしまうこともあるでしょう。
入れ墨は美容外科にて除去できるということを、ぜひ覚えておいてください。
2020.08.13
2020.08.11