2020.07.04
刺青を彫ると長生きできないというウワサがありますが、ウソとは言い切れない理由があります。
なぜ刺青があると寿命が縮むと言われるのか?ぜひチェックしておいてください。
■刺青を入れると寿命が縮むのはウソ?
刺青を彫ると身体に負担がかかり、寿命が縮むというウワサがあります。
針とインクでダメージを与えたこと、インクで皮膚呼吸ができなくなることで寿命を削るといわれています。
このようなウワサはウソであり、針で刺しただけで寿命が縮むことはありませんし、人間の体が皮膚呼吸を妨げられて死ぬことはありません。
ただし、寿命を縮める行為であることは否定しきれないでしょう。
■寿命を縮める刺青もある?
刺青を彫る際にウイルス感染者の血液が付着した針を使いまわしていれば、血液を介して病気が感染してしまうこともあります。
HIVや肝炎などは刺青が原因で発症するケースもめずらしくないため、寿命を縮めてしまう行為ともいえるでしょう。
「針を使いまわしていなければ大丈夫」という意見もありますが、新品の針かどうかは彫り師でなければ分からないもの。
道具や手に血液が付着していれば、彫っている最中に付着してしまうことがあるかもしれません。
また、刺青インクによるリスクはまだまだ不明なことも多く、必ずとも安心とは言い切れないでしょう。
■刺青があると病気の早期発見が遅れるかもしれない
刺青があると、基本的にMRI検査を受けることができません。
そのため早期にMRI検査によって見つけられる病気も、刺青があることで発見が遅れてしまうことも。
体内の小さな異変は、いくつもの検査によって見つけられます。
MRIという大切な検査を受けられないことにより、病気を見つけることが困難になるかもしれません。
病院によっては刺青があっても同意書にサインをすれば、MRI検査を受けられることもあります。
ただし、そのような病院を見つけるのには時間も手間もかかりますし、サインをしても検査中に異常が起きないというわけではありません。
面倒になって「検査しない」という選択肢を選び、寿命を縮めてしまうこともあるでしょう。
刺青によるリスクは不明なことも多く、解明されないまま寿命を縮めていることがあるかもしれません。
現時点でもウイルス感染やMRI検査を受けられないという、寿命を縮めるリスクを抱えていることには変わらないもの。
少しでも健康寿命を延ばしたいという方は、美容外科にて除去することを選んでください。
2020.08.13
2020.08.11