2020.07.06
刺青を彫る際に、どんな図柄にしようか一所懸命悩んだことでしょう。
または勢いで図柄を選び、今では気に入っているなんて方もいるかもしれません。
刺青には後悔しやすい図柄があるのをご存じですか?
この機会に、刺青を入れた当時の気持ちを振り返ってみましょう。
■刺青図柄の定番!伝統和柄で後悔?
昔からある和柄の刺青は、日本ならではの迫力ある図柄。
せっかく入れるからと、大きく派手な図柄を選ぶ方も人もいます。
ですが伝統和柄の刺青はヤクザが好んで入れていたことから、現代でも反社会的なイメージが強いでしょう。
そのため何もしていなくても「怖い」というイメージを持たれやすく、後悔する人も多いようす。
同じ刺青を入れている仲間同士でも、「ワンポイントのファッションタトゥーと和の図柄は違う」と差別されることもあります。
桜や波模様などの図柄もヤクザに好まれてきたため、周囲から良い印象を抱かれることは難しいかもしれません。
■流行のオシャレな図柄ならOK?
刺青にも流行があるため、時代と共に過去の刺青は古く見えてきてしまいます。
たとえばファッション性のあるワンポイントタトゥーも、今では極細の線で描いたものやホワイトタトゥーの方がオシャレと言われるようになりました。
過去のワンポイントタトゥーは、カラーや線の抑揚が古く感じられるかもしれません。
もちろんいま流行している図柄も、少し先には古く見えてきてしまうでしょう。
刺青は洋服のように着替えることもできませんし、簡単に消すこともできません。
未来では皮膚の老化と共に図柄の古さを実感し、後悔する日々をおくることになるかもしれません。
■絶対に後悔しない図柄はある?
刺青で後悔せずに済む図柄を選ぶというのは、かなり難しいでしょう。
好きなものや大切なものは長い人生のなかでクルクルと変わるものですし、一生愛し続けられる図柄を見つけられる人は少ないかもしれません。
好きな図柄を刺青にしても、他の彫り師が彫ったものや別の人が描いた図柄を見つけたら、「こっちの方が良かった」と後悔することもあります。
「彫った当時は満足していたけれど、今はこの図柄じゃない方が良かった」と感じている方は意外と大勢いるようです。
一生消えない刺青ですが、一生後悔しない図柄を決めるのは大変難しいこと。
気に入った図柄だから消したくないという人より、病院で除去する人の方が多いようです。
刺青は美容外科にて除去できるため、ぜひ病院サイトをご覧ください。
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