2020.07.10
入れ墨があるだけ前科があると思われ、ショックを受けたという方もいます。
ですが歴史をたどってみると、悪い印象を抱かれてしまうのは仕方のないことに思えてしまうでしょう。
入れ墨と犯罪の関係性について、どんな過去があったのか確認してみてください。
■入れ墨は前科者の証だった?
江戸時代には前科者と一目で分かるように入れ墨を入れていましたし、海外でも「プリズンタトゥー」として、囚人の体に入れ墨を彫っていました。
入れ墨からどんな前科があるのかを把握することで、一般人に危険を知らせる効果があったようです。
もちろん現代にはこのような刑罰はありませんが、少年院や刑務所に入って兄弟の契りを交わしたもの同士が、入れ墨を入れるという風習もありました。
近年では兄弟の契りと関係なく、前科があることをアピールするために入れ墨を入れるという人もいます。
そのため、「入れ墨=前科がある人」というイメージを持つ人は多いのでしょう。
■海外には前科54犯の入れ墨男が出現
アメリカには前科54犯という、とんでもない逮捕歴を持つ男がいます。
ですがこの男、顔に派手な入れ墨があるため、すぐに捕まってしまうとのこと。
前科が増え続けてしまい、このような報道が日本にも伝えられたのでしょう。
地元でも「顔の入れ墨が人間性を物語っている」との声がありました。
日本でも入れ墨があることで、トラブルがあった際にはこのように言われることもあるでしょう。
■前科がなくても入れ墨のイメージダウンは避けられない
日本では入れ墨のある犯罪者や、逃亡犯がニュースで話題になることもあります。
最近では逃走した男が風貌を変えて遠い地まで逃げたにも関わらず、入れ墨が証拠となって捕まった事件がありました。
このようなニュースが大々的に報じられてネットに履歴が残ることから、「前科者だから入れ墨がある」という印象が強く植え付けられてしまうのでしょう。
前科がなくても、入れ墨があるだけで過去に何かあったと思われてしまうことは、特別めずらしいことではないのかもしれません。
ファッションのつもり、または強い想いを形にするために入れた入れ墨でも、周囲からは「何か前科があるのでは?」と疑われていることもあるでしょう。
入れ墨は美容外科にて、除去する方法がいくつかあります。
まずは経験のある医師と、カウンセリングにて話すことから始めてみてください。
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