2020.08.02
お気にいりの歌詞をTattooにしてみたい、または実際にしたという方は注意が必要です。
彫る際に思い通りのデザインになるのか気を付ける他に、歌詞の権利についても知っておきましょう。
■Tattooをテーマにした歌詞は多い?
「Tattoo」というタイトル、またはTattooを入れた歌詞はどのぐらいあるかご存じですか?
あるミュージックストアで検索すると、シングルだけで170曲出てきます。
有名なのは中森明菜さんの「Tattoo」、泉谷しげるさんなどの日本人楽曲もありますが、多くは海外アーティストが占めています。
歌詞や歌のタイトルにおいても日本ではTattoo人口が少なく、題材にすることは少ないのかもしれません。
■歌詞をTattooにすることができる
レタリングTattooという文字を入れるデザインを使用し、お気に入りの歌詞を肌に刻む方もいます。
多くの方は英訳、または外国語にして入れていますが、中には日本語の歌詞をそのままTattooにしている方もいました。
歌詞を彫る場合にはワンフレーズだけでなくて長い文章を入れることが多く、デザインを配置するのにも苦労するようです。
人の身体は平面ではないため、計算して配置しないと、うまく入りきらないということもあります。
そのため、信頼できる腕の良い彫り師に依頼しないと失敗してしまうかもしれません。
■歌詞のTattooは注意が必要
歌詞には著作権があるため、歌詞を使用する場合には作詞者の許可を得る必要があります。
個人が家で楽しむぶんには問題ありませんが、金銭が発生する場合には権利を侵害したと訴えられるケースもあるかもしれません。
顧客が望んだとはいえ彫り師が歌詞を彫り、お金を得ていた場合には権利を侵害していると言われることもあるでしょう。
またTattooをSNSなどで披露すれば、勝手に著作物を使用されたと言われることがあるかもしれません。
「Tattoo」という楽曲の歌詞を掲載しているサイトでは、引用することの承諾を得たうえで掲載しています。
黙認されているケースが多いものの、今後法律や権利者の主張が変われば、罰金や使用料が発生することがあるかもしれません。
歌詞をTattooにしたという方は、その歌詞を生み出した作詞家には著作権という権利があることを覚えておきましょう。
将来権利問題でトラブルに巻き込まれたくないという方は、今のうちに病院で除去しておくのもいいかもしれません。
2020.08.13
2020.08.11