2019.03.10
刺青除去にはレーザーを使用することもありますが、レーザーでは刺青が消えないという声も。
果たして本当なのでしょうか?
刺青を消すために使用するレーザーには種類があるため、その実力を知らずに病院を決めるのは損なことも。
ぜひ、レーザーでできる治療法を知っておいてください。
■カラフルなタトゥーはレーザーで除去できない?
刺青にはさまざまなインクが使用されており、その粒子の大きさが異なります。
レーザーは粒子を破壊することで刺青を除去する方法ですが、レーザーの種類によっては、粒子を細かくすることが苦手なものもあります。
カラータトゥーのインクは粒子が小さいため、ある程度の大きさにまで砕いてしまうと、それ以上小さくすることは不可能に。
そのためカラーの入ったタトゥーは、レーザー治療に向かないと言われています。
■最新レーザーならばカラーの刺青除去も可能に!
最新のピコレーザーエンライトンを使用すれば、粒子をどんどん砕きながら、小さな粒子も同時に砕いていきます。
さらに肌の奥にまで入り込んだインクにまで対応するため、従来のレーザーよりもキレイに消すことも。
カラフルなタトゥーにはレーザーが向かないというのは、一昔前の話。
今ではカラーにも対応したレーザーがアメリカで開発され、日本でも厚生労働省の承認を経て、使用されています。
すでに刺青除去の治療を受けており、赤や青色などの消えない刺青がある方でも、再度治療を受けることができます。
■レーザー治療は痛くて時間がかかるのウソ
レーザーで刺青を除去するのは時間がかかるもの。
何十回も通わなければ、なかなか消すことができないと言われていました。
ですが、ピコレーザーエンライトンは短時間で高いパワーを発揮するため、従来の半分以下の回数で済ませることができるように。
平均4回の照射で、治療が完了します。
色素以外の皮膚に熱の影響が発することも少なくなったため、痛みも少なくなりました。現在のレーザー治療は、昔のものよりもずっと負担が軽くなっているのです。
同じレーザー治療であっても、病院によって扱うレーザーの種類は異なります。
カラーに対応しているか?痛みは少ないのか?
ぜひ、どんなレーザーマシンを使用しているのかをチェックしながら、自分に合った病院を探してみてください。
2020.08.13
2020.08.11