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【医師が教える】刺青除去にはアブレーションが向いている人も!その方法と注意点とは

2019.03.21 

刺青除去

 

 

 

刺青ごと皮膚を削り取るアブレーション。

その方法が向いているのはどんな人でしょうか?

アブレーションの方法やデメリット、注意点なども合わせて確認してみましょう。

 

 

 

■刺青を削って除去するアブレーションとは?

アブレーションとは、削皮術、剥削(ハクサク)法とも呼ばれる刺青除去法です。

医療用の専用メスを使用し、刺青を皮膚ごと削り取ってしまいます。

跡は残りますが、刺青をしっかりと消し去ることはできるため、完全に刺青除去したい方には適している方法です。

 

 

 

■アブレーションで刺青を除去するのが向いている人

治療が1回で済み、広範囲でなければ短時間で終了します。

刺青のカラーに関係なく、その日のうちに除去することができるため、急いで刺青を消したい方に向いています。

また、切除法では難しい大きな刺青除去にも適しているため、レーザーで時間をかけたくない、完全に取り去ってしまいたい方ならば、アブレーションを選択肢に入れてみるのもいいでしょう。

カラフルな刺青や大きな刺青を早々に消してしまいたい方には、検討してみてください。

 

 

 

■注意が必要!アブレーションの除去後のケア

アブレーションは早くに刺青を除去できるものの、皮膚を剥削するため、傷跡が残ります。小さいものは擦り傷のように、大きく削った場合には、火傷のような跡が残ります。

また、傷が回復するまでには時間がかかるため、1ヵ月ほどはテープで処置すること、しばらくは消毒のために通院する必要もあります。

刺青自体は消えますが、その後の傷を回復させる処置と時間が必要なことを覚えておいてください。

日焼けや摩擦に注意するなど、肌をケアする期間が長いのがデメリットかもしれません。

ただし、3ヶ月以降は皮膚の赤みも徐々に引き、傷跡も徐々に目立たなくなってくるでしょう。

 

 

アブレーションはとても難しい治療法であり、やり直しがきかない方法です。削り取る部分が不十分であると、刺青が除去しきれないことも。

そのため、病院を選ぶ際には慎重に、実績のある病院を選ぶようにしましょう。

治療法は医師との相談で決まるもの。

アブレーションが本当に自分に適しているか、しっかりと説明を受けてから決めてください。

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