2019.04.14
医師の資格がないと、刺青を入れることができないって知っていましたか?
驚く方も多いのですが、医師免許がない彫り師が逮捕されることも。
当然、刺青除去にも医師の資格が必要となります。
なぜ資格が必要なのか?刺青や刺青除去のリスクを含め、ご説明します。
■刺青を入れるのには医師免許が必要
刺青を入れている方でも知らないのが、「医師免許のない人が客に刺青を入れるのは犯罪」ということ。
2001年に厚生労働省では、アートメイクを含め、刺青を彫るのは医師にのみ許される行為と発表しています。
実際に医師免許を持たない、資格のない彫り師はめずらしくないもの。
刺青を入れてもらう側でも、資格が必要な技術であることを知らない人も多いでしょう。
実際に、資格がないからと逮捕される彫り師も多くいます。
皮膚に針を刺し、色素を入れる行為は医師の資格が必要となるため、日本では違法行為として扱われています。
■刺青を彫るのに資格がいるのは日本だけ!?
もともと、刺青を入れるのに医師の資格が必要という事実はありませんでした。
ただし、アートメイクが流行したことにより、デリケートな顔やアイラインに施術をおこなうことでトラブルが増えるように。
そのため、厚生労働省が通達したことが刺青にも適用されるようになり、予想外の逮捕者が増える自体に陥りました。
海外では医師の資格がなければ、刺青を入れてはいけないということはありません。
ただし、衛生面で十分に注意しなければ、皮膚トラブルを起こす可能性が大きい行為です。
危険な感染を引き起こすこともあるため、日本では厳しい線引きがされたのかもしれません。
■刺青除去にも医師の資格が必要
そんな刺青を除去するためには、当然ながら医師の免許が必要です。
たとえ体への負担が少ないレーザー治療をおこなうにしても、医師免許のない人がマシンを使用するのは危険なこと。
皮膚の奥にある刺青インクを分解するマシンですから、素人が扱えるものではありません。
当然ながら、切開法やハクサク法、皮膚移植法などは外科的手術です。
医師の資格を持たない人がおこなえることではありません。
医療機関以外にて刺青除去をおこなうのは、危険な行為だということを知っておいてください。
ファッションの一部のように楽しむ刺青ですが、その行為が皮膚トラブルや感染を招くことも。
そのため、刺青除去にも医師免許という確かな資格が必要になります。
大切な体を守るためにも、無資格のサービスを受けないよう注意してください。
2020.08.13
2020.08.11