2019.04.30
まだまだ体に刺青を入れたいという人がいる一方で、実は刺青除去を行う人も増えつつあります。
刺青ブームの先駆けとなった芸能人や海外セレブでも、刺青を除去する傾向に。
なぜ、刺青除去の方が人気になってしまったのでしょうか?その背景を調べてみました。
■ライフスタイルの変化によって刺青除去が人気に
一時は刺青ブームが巻き起こり、ファッションの一部として取り入れる方も珍しくなかったもの。
ですが、その時入れた刺青に後悔している方も多くいます。
ライフスタイルが変わり、ファッションよりも仕事や結婚、家族の方が大切になってきます。
そのため、刺青に魅力を感じなくなり、邪魔に思うようになる方も。
2013年時点でも、アメリカ全体で10万人もの方が刺青除去をおこなっています。
刺青除去の人気はますます高まっていくかもしれません。
■まだある?刺青除去の人気が高まった理由
刺青除去の人気が高まった理由の一つに、レーザーの進化が考えられています。
一昔前のレーザーは痛さや熱さに我慢する必要があり、たくさん通わなければならないと言われていました。
人気のカラータトゥーには対応できず、黒一色の刺青にしか対応できないマシンも。
ですが、現在使われているピコレーザーならば、痛みを軽減しつつも、高いパワーで治療回数を少なくさせることができます。
小さな刺青インクを砕くため、カラータトゥーにも対応可能になりました。
体への負担が少ないことから、通院しやすいと感じる方も多くなったのでしょう。
最新の技術により、ますます刺青除去を前向きに考える方が増えてきました。
■刺青除去の人気に便乗したサービスに注意
刺青除去の人気が高まるいっぽうで、気をつけたいのが違法な刺青除去法です。
塗るだけで刺青が消えるクリームや薬品を売るサービスも。
刺青が消えないどころか、皮膚にひどいダメージを与えてしまうこともあるため、安易に手を出さないようにしましょう。
個人でレーザーが購入できるサービスや、違法なマシンを使用しているサロンなどもまれにあります。
刺青除去は知識も経験もない素人が、簡単にできる行為ではありません。
きちんとした医療機関にて、除去しましょう。
刺青よりも刺青除去の人気が高まってきた理由に、うなずく方もいるのでは?
刺青のある方、この機会に除去についても真剣に考えてみてください。
2020.08.13
2020.08.11