2019.05.03
入れたばかりの刺青が腫れるのはしょうがないとしても、もう入れてから1年もたつのに腫れている。
数年後に突然腫れが出てきたなんてことも。
刺青はなぜ腫れてしまうのか?その原因とリスクについて知っておいてください。
また、刺青除去でも腫れは生じるのかについても、説明します。
■刺青は数年後に腫れることもある!?
刺青を入れたばかりの時に腫れやかゆみが起こることはありますが、数年後にも皮膚に異常があらわれることもあります。
刺青は皮膚に刺青インクという異物をいれる行為のため、体が反応を示すことも。
入浴時や飲酒をしたときなど、血行が良くなるときに赤く腫れるという方もいます。
今はなんともないという方も、この先腫れが出てこないとは限りません。なぜ刺青が腫れてしまうのかを知っておきましょう。
■刺青が腫れるのはなぜ?
皮膚には免疫機能があるため、異物や異変を察知すれば反応を示すもの。
刺青に反応し、かゆみや腫れを引き起こすことがあります。
海外では古いタトゥーによってリンパ節が腫れてしまった女性が、がんの疑いがあると診断されてしまったことも。
腫れが気になって爪で引っ掻いてしまうと、炎症を起こして腫れがひどくなることもあります。
刺青のインクが体に合わない場合、アレルギー反応が出ることも。
これは刺青を入れて1~2年続くという方もいれば、数年後に突然発症したという方もいます。
人によって反応の出方はさまざまなため、気になった時点で早期に病院に行くようにしてください。
刺青を彫る際に菌に感染し、感染症を起こして腫れが出ることもあります。
放っておくとますます危険な状態になるため、やはりこの場合にも病院に直行しましょう。
■刺青除去でも腫れは生じる?
刺青の腫れが心配な方は、刺青除去をするという方法もおすすめです。
ただし、除去による施術も皮膚に負担を与えるため、腫れが生じてしまうこともあるでしょう。
医師の指示に従い、刺激を与えるなどの行為をしないように気をつけてください。
刺青除去による腫れの場合には、相談できる医師もいるため、安心して治療を受けることができます。
特に刺青インクによって反応が出てしまった方ならば、除去することでインクによるアレルギー反応を心配することがなくなり、ストレスも減るのではないでしょうか?
刺青の腫れはしょうがないものと思わず、きちんと病院で相談するように。
また、腫れやかゆみが気になる方は、刺青除去についても検討してみてください。
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