2019.05.09
「体に刺青があると生命保険に入れない」そんな噂を聞いたことはありませんか?
なぜ病気でもない刺青が、生命保険に関係してしまうのでしょうか。
意外なところで拒否をされてしまう、タトゥー事情について調べてみました。
生命保険の加入を考えている方や、すでに入っている方は確認しておいてください。
■生命保険業界は刺青に対して厳しい
生命保険業界において、刺青はあまり受け入れられていないことも。
刺青があっても絶対に生命保険に入れないわけではありませんが、会社によって対応が分かれます。
生命保険協会では反社会的勢力に対し、保険契約の解除や支払いの拒否をおこなう方向で動いています。
そのため、刺青があることで反社会的勢力かどうかを判断し、加入を断ることも。
本人がファッションのつもりでも、それを生命保険会社が納得するかは微妙なもの。
事情によって加入を認めている会社もありますが、生命保険の選択肢は少ないでしょう。
お得で希望通りの保険プランを見つけても、刺青があるばかりに断れてしまうかもしれません。
■刺青があると生命保険に入れない理由
刺青があると、疾病リスクが高まるとの見方もあります。
現在では衛生面に注意して入れていますが、昔の刺青インクの成分には発がん性物質が含まれていたり、針の使い回しがされていたりすることも。
今でも自分で入れた刺青や、衛生管理のされていないタトゥースタジオで入れた刺青なら、同様の心配があります。
刺青が原因となり、C型肝炎が肝臓疾患にかかりやすいなんてことも。
健康状態について確認する際に、刺青が原因となって申し込みができないこともあります。
■見えない刺青なら生命保険もOK?
刺青があるかどうかは、自己申告によるもの。
全身をチェックするわけではありませんから、服で見えない場所にあれば、加入時に黙っていれば分からないかもしれませんよね。
ですが、いざ保険金をもらおうとしたときに、加入時のウソが分かれば解約させられてしまいます。
「もしかしたらバレるかも?」と思いながら、掛け金を払い続けるのは不安なもの。
将来の安心をとるのなら、刺青は除去しておくのがいいかもしれません。
病気やケガはいつ起こるか分からないもの。生命保険に魅力を感じる方もいるでしょう。
ですが、刺青が問題となり、希望の保険に加入できないことも。
将来のことを考え、今のうちに刺青を除去しておくという方法も考えてみてください。
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