2019.05.15
やけどするとできてしまう水ぶくれ(水疱)。
これは刺青除去におけるレーザー治療でも、できてしまうことがあります。
なぜ、レーザーで水ぶくれができてしまうのか?
レーザー除去法による副作用のことや、痛みを軽減させる方法について説明します。
■なぜレーザーで水ぶくれができるのか?
刺青除去に使用するレーザーは医療機器のため、エステサロンなどで使用しているレーザーや、個人で購入できるレーザーとは異なります。
医療従事者しか使用することができないため、パワーが強く、その効果も期待できるもの。
ただし、副作用がないわけではありません。
皮膚に入り込んだ刺青インクを細かく分解するほど、皮膚に熱を与えます。
患部が赤くなって熱を持ち、出力の強さで水ぶくれが生じることも。
やけどすると水ぶくれができるように、レーザーでも同じように皮膚が反応を示してしまいます。
必ず副作用が起きるとは限りませんが、このような症状があらわれることも事前に覚えておきましょう。
■レーザーを選んで刺青を除去する方法
水ぶくれができるのは不安という方もいますよね。
できれば副作用のない治療を受けたいもの。
ですが、まったくデメリットのない治療を受けることは難しいもの。
医療は魔法ではないため、リスクを理解しておくことも大切です。
できるだけリスクを軽減させたいのであれば、ピコレーザーエンライトンを使用している病院を選びましょう。
厚生労働省承認のピコレーザーエンライトンは、従来のものよりも痛みが軽減され、少ない回数で治療できるレーザーです。
ピコレーザーだから水ぶくれができないとは限りませんが、痛みを軽減させたい方にはおすすめです。
■レーザーで水ぶくれができたらどうすればいい?
もしも水ぶくれができてしまったら、病院の指示に従ってください。
むやみに爪で引っ掻いたり潰したりすると、雑菌が入って炎症を起こすことも。
どうすべきかを自分で判断しないよう、気をつけてください。
刺青除去において水ぶくれができた際には、刺激によって色素沈着を起こすことがあります。
摩擦などの刺激はもちろん、紫外線に当てないよう注意しましょう。
レーザーによる刺青除去も医療行為であるため、水ぶくれができるような副作用が起きることもあります。
治療前に医師の説明をしっかり聞き、納得したうえで治療を受けるようにしてください。
2020.08.13
2020.08.11