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【医師が教える】日本ならでは?刺青があると温泉に入れない理由

2019.05.27 

刺青除去

 

 

 

「刺青があると温泉に入れない」と聞いたことはあるものの、なぜ温泉に入れないのかという理由を知っていますか?

「別に温泉に興味はない」という方も、その理由を知れば刺青除去を考えてしまうかも?

日本の歴史を知りつつ、その真実を知っておきましょう。

 

 

 

■刺青があると温泉に入れない理由とは?

刺青があると温泉に入れないのは、「温泉施設が入場拒否」しているからと言います。

なぜ入場拒否しているかを、知っている人は少ないもの。

そもそも刺青が体にあってもなくても、病気でもないし出血するわけでもない。

他人に迷惑をかける行為ではないし、法律違反でもないのに、なぜ制限されてしまうのでしょうか?

その理由は、日本の長くて深い歴史に隠されていました。

 

 

 

■刺青は人を見分けるための証

日本では奈良時代から刺青を刑罰の一つとして入れるようになり、江戸時代には罪人に入れるようになったことから、「刺青=罪」という意識が根付くようになりました。

犯罪人の証として使用されてきた歴史があるため、良いイメージがありません。

大政奉還とともに刺青は廃止され、刺青は1948年までファッションとしても入れることはできなかったもの。

ところが反社会的勢力である暴力団では、この廃止に反発するように刺青を入れるようになったため、刺青は罪人の証から暴力団の証へと。

当時は銭湯で入浴することが一般的だったため、公共の場に暴力団を介入しないために、「刺青の入場禁止」が設けられたと言われています。

 

 

 

■現代の刺青ならOK!・・・とはいかない理由

海外の文化が多く取り入られ、ファッションとして刺青を取り入れるようになってきた現代ならば、刺青があっても温泉に入れるのでは?と不思議に思う方も。

時代錯誤かもしれませんし、刺青だけで暴力団と決めつけるのは疑問があるもの。

ですが、温泉には年代も考え方も異なる方が多く集まっています。

大手ボーたるサイトの意識調査でも、「温泉施設などで刺青がある人が利用するのは、全面的に禁止するべき」という意見が、50%近くあります。

誰もが楽しめる施設にするためには、刺青を受け入れるわけにはいかないのかもしれません。

 

 

現代において、刺青だけで犯罪者や暴力団と決めつける方はいないものの、やはり良いイメージを持たれることはありません。

温泉に限らず、刺青があることで社会に受け入れられない場面は多々あります。

刺青を除去すれば、そんな偏見の目で見られることもなくなるもの。病院での刺青除去も、考えてみたくなってしまうでしょう。

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