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【医師が教える】機械彫りで入れた入れ墨の特徴とは?

2019.05.30 

刺青除去

 

 

 

入れ墨を入れた際に、機械彫りか手彫りかにこだわったことはありますか?

また、除去する際にはどちらのほうが入れ墨を除去しにくいということはあるのか?

それぞれの特徴と、除去を考えた際に知っておきたいことをご紹介します。

 

 

 

■入れ墨の手彫りと機械彫りの違いとは?

手彫りも機械彫りも、入れ墨用の針が入る深さは同じ。

皮膚の表皮部分に当たる、深さ約2ミリの位置にインクを染み込ませます。

機械彫りは専用のマシンを使用し、電気でバネを動かし、針をさしていきます。

細かく針を動かすことができるため、繊細なデザインの入れ墨を彫ることも可能に。

いっぽう手彫りは、針を何本も束ねた専用の道具を使用し、彫師が動かしながらインクを染み込ませていきます。

色が濃く、「和彫り」と呼ばれる昔ながらのデザインに向いています。

 

 

 

■現代の入れ墨は機械彫りが多い?

痛みは機械彫りの方が強いと言われていますが、手彫りは針の刺し方が異なるため、人によって痛みの強さは変わるもの。

体の箇所によっては、痛みの感じ方は異なることもあります。

現代的なタトゥーデザインは、機械彫りならではのもの。

スピードも早いため、料金も手彫りよりリーズナブルで済むことも。

今ある入れ墨は、機械彫りで入れたという方も多いでしょう。

そんな機械彫りで入れた入れ墨を除去するには、いったいどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

■入れ墨の除去はどちらのほうが有利?

マシンで入れた機械彫りは、その繊細な図柄から除去がしにくいと思っていませんか?

手彫りでも機械彫りでも、医療機関であれば除去する方法はいくつかあります。

どちらも入れ墨が入った深さは変わらないもの。

深く入ったインクであっても、切開法やハクサク法で取り除くことができます。

筋彫りを機械彫りでおこない、塗りを手彫りでおこなう手法もありますが、除去においては彫りの手法は関係ありません。

レーザーによる除去法も扱っており、ピコレーザーエンライトンを導入した病院ならば、カラーの有無に関係なく、施術することができます。

 

 

こまかな模様とカラフルな入れ墨は、機械彫りならではのもの。繊細なデザインから「除去が難しそう」と考えてしまう方もいますが、医師による施術であれば、手彫りでも機械彫りでも対応可能です。

「そろそろ入れ墨が邪魔かも?」と思い始めたら、一度病院で相談してみましょう。

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